避難行動要支援者台帳の登録

▶災害が起きたとき、自力で避難できますか?

 町では、災害が発生した際に、家族などの援助が難しく避難するために何らかの助けが必要な方(避難行動要支援者)の情報把握を進めています。

 この個人情報を整理した避難行動要支援者台帳は、災害時に速やかな避難や安否の確認をするため、平常時から町の関係課はもとより、消防・警察、社会福祉協議会、福祉避難所など、災害時に情報が必要となる機関と共有するための台帳です。

 災害などの緊急時には、自らが早めに避難することが第一ですが、避難ができないときや、家族が近くにいないため支援が受けられないときの、命を守る手段の一つとなります。


▶避難行動要支援者台帳の登録対象となる方

自宅で生活する

 要介護度3以上の方

自宅で生活する

障がい者で

支援が必要な方

※おおむね身体障害1、2級、療育

 A判定、精神障がい者保健福祉手

 帳1、2級の方

その他、

支援が必要な方


▶情報の提供先は

 台帳に登録した個人情報は、次の機関等に提供します。

 ・社会福祉協議会 

 ・福祉施設(福祉避難所)

 ・医療機関

 ・警察・消防

 ※台帳を提供する機関には、個人情報の守秘義務があります。


▶台帳登録の本人との意思確認は

 町保健福祉課の職員が、対象となる方本人と直接面談して、台帳登録の必要性を説明し、台帳への登録の同意・不同意を確認させていただきます。なお、この同意によって避難への支援を約束するものではありません。また法的な責任や義務を負うものではありません。

※不同意の方であっても、災害時に生命又は身体を災害から保護するために必要があると認めるときは、情報を提供する場合あります。

黒松内町の災害に対する最大の不安要因は?

 災害に対する本町の最大の不安要因は、「黒松内低地断層帯」がもたらすマグニチュード7.3程度以上の直下型地震です。

 黒松内低地断層帯は、道道寿都黒松内線とほぼ並行する南北方向に延びる断層帯。長さは約32km、断層の西側が相対的に隆起する逆断層で、我が国の主な活断層帯の中で今後30年間に直下型地震が発生する確率が高いグループに属しています。

 

◯黒松内低地断層帯による直下型地震

 地震規模:マグニチュード7.3程度以上

 震度階級:震度6弱~6強

 発生確率:30年以内に2~5%以下(H22.1.1起点)

 

◯被害想定  ※H21.5:町耐震改修促進計画

 人的被害:死者5名、負傷者70名

 建物被害:全壊518棟、半壊748棟 ※町内約4割


▮お問合せ先

▶避難行動要支援者台帳は 黒松内町保健福祉課 TEL 0136-72-4285

▶防災及び個人情報保護は 黒松内町総務課   TEL 0136-72-3311

▶参考資料 

 本町を旧小学校下7地域で区分した場合の人口分布図です。   

 災害対応や福祉施策検討時などに利用ください。

ダウンロード
地域別人口分布図H30.06.01.pdf
PDFファイル 6.4 MB